5年前、大阪市立大学病院で骨折治療の手術ミスで意識不明となって、その後死亡した男性の遺族が、病院側に約1億5000万円の賠償を求め提訴しました。
訴状などによりますと、当時79歳の男性患者は2019年、骨折の手術の際に通常より多い鎮静剤を投与された後、医師らが経過観察など適切な対応を怠ったため低酸素脳症により意識不明となり、去年7月に死亡しました。
男性の遺族は11月29日、医療ミスや公表の遅れで精神的な苦痛を受けたなどとして病院側に対し約1億5000万円の損害賠償などを求め大阪地裁に提訴しました。
(男性の長男)「どれだけ親父の無念をはらせるか。真摯な謝罪をもらいたいですね」
病院側は「担当者が不在でコメントできない」としています。
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