先生は「高校生」たちです。このほど島根県江津市で、地域の高齢者にスマートフォンの使い方を教える教室が開かれました。

高齢者がマンツーマンで教えてもらっているのは、スマートフォンの操作方法。文部科学省が進めるDXハイスクール事業の一環として開かれたこのスマホ教室、江津工業高校ロボット科の1年生9人が講師役となりました。

生徒たちは、SNSアプリ「LINE」の基本操作や、マイナンバーカードを活用した行政手続きのオンライン窓口となる「マイナポータル」の利用方法など、マンツーマンで丁寧に指導していました。

参加者は
「マンツーマンなんでやっぱりわかりやすいし聞きにくいことも聞けたんで非常に良かったです。」
「なかなか難しいです。(教え方は)上手です。とっても丁寧に教えてくれます。」

島根県eスポーツ連合などから指導のしかたを学び、この教室にのぞんだ生徒たち。こうした活動を積み重ね、デジタル機器やサービスに不慣れな人をサポートする国の「デジタル推進委員」の資格取得を目指すということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。