広島銀行の偽サイトから金をだまし取られる被害で、新たな手口が確認されています。被害額も、少なくとも4000万円以上に拡大していて、広島銀行は注意を呼びかけています。
広島銀行によりますと、23日、広島銀行をかたり「お客様の口座の取引を一時的に規制しています、確認をお願いします」などの偽のショートメールが送られていることが確認されました。
また、新たにショートメールだけではなく「お取引確認の必要がございます」といった内容で、偽の電子メールも送信され続けていることがわかりました。
記載されているリンクを開くと、広島銀行のネットバンキングを装った偽のサイトが現れ、契約者番号や口座番号、パスワードなどの入力画面が表示されます。
本物のログイン画面と極めて似ていて、入力して送信させることで口座の情報を入手し、貯金などを引き出すことが目的だとみられてます。
広島銀行には27日午後8時の時点で、相談が55件寄せられ、被害額は少なくとも4000万円にのぼり影響が拡大しています。
広島銀行は、「当行からのショートメールや電子メールを通して、インターネットバンキングの入力画面を案内することはありません」と注意を呼びかけています。
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