庁舎内で職員を殴る、押す、キリのようなもので脅迫するなどしたとして、国土交通省中国地方整備局は島根県内の事務所に勤務する男性職員を、28日付で停職1か月の懲戒処分にしたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは、国土交通省中国地方整備局の島根県内の事務所に勤務する係長級の男性職員(50代)です。
中国地方整備局によりますと、男性職員は今年の夏ごろ、勤務する庁舎内で上司2人に対し拳を振りかぶって3回殴ったり、身体を押す行為を複数回繰り返し行ったということです。
また同時期、勤務する庁舎内で上司2人に対し、キリのようなものを手に持ち脅迫する行為など、職場内の秩序を乱す行為を行ったということです。
中国地方整備局は、この男性職員を28日付けで1か月の停職処分としました。
この男性職員は、上司2人にキリのようなものを突き付け「やりますよ。刺すかもしれないし、自分を刺すかもしれない。」などと言って脅迫した暴力行為処罰法違反の疑いで9月に松江警察署に逮捕され、その後略式起訴。松江簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けたということです。
中国地方整備局は「今回、このようなことが起きたのは誠に残念。公務員の信頼を著しく低下させるもので、今後より一層の服務規律の徹底を図っていきたい」としています。
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