原発の汚染水処理を巡り、12億円あまりをだまし取ったとして逮捕です。

 詐欺などの疑いで逮捕されたのは、京都市の会社役員・隅田繁春容疑者(64)です。大阪地検特捜部によりますと隅田容疑者は、2021年から去年にかけ福島第一原発の汚染水処理で出る廃棄物の運搬工事などをめぐり、架空の発注があったかのように装い3つの下請会社から計12億円あまりをだまし取った疑いがもたれています。

 隅田容疑者は偽造したゼネコンからの注文書を使い、一次下請け会社に対し、二次下請け会社への下請代金を先に支払えば、それを上回る代金をゼネコンから受け取ることができ利益が出る、などとうそをつき、金をだましとっていたとみられています。

 特捜部は隅田容疑者の認否を明らかにしていません。

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