今年5月に発生した福島県南会津町の強盗傷害事件で、逮捕されたベトナム国籍の男らは、刃物やテープを事前に準備し、犯行に及んだとみられることが新たにわかりました。
強盗傷害などの疑いで逮捕されたベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者(26)とマイ・ヴァン・シー容疑者(24)の身柄は28日、検察庁に送られました。
ホアン容疑者らは今年5月、南会津町藤生の住宅に押し入り、60代の女性の手足をテープで縛ってけがをさせ、刃物を突き付けて現金およそ2万円などを奪った疑いが持たれています。
2人は、栃木など関東周辺で起きた強盗事件で逮捕されていて、犯行に使った車からは刃物が押収されていました。
捜査関係者によりますと、犯行に使われた刃物やテープは被害者の家にあったものではなく、2人が事前に準備していたとみられることが新たに分かりました。取り調べに対し、ホアン容疑者はおおむね容疑を認め、マイ容疑者は黙秘しているということです。
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