違法薬物を譲り受けたとして書類送検された精密機器メーカー「オリンパス」の元CEOについて、東京地検はきょう、麻薬特例法違反の罪で起訴しました。

麻薬特例法違反の罪で起訴されたのは、精密機器メーカー「オリンパス」元CEOのシュテファン・カウフマン被告(56)です。

東京地検によりますと、カウフマン被告は去年6月から11月にかけて都内で複数回にわたり、コカインやMDMAとみられるものを違法薬物として譲り受けた罪に問われています。

東京地検は、“譲り渡し役”の金子高明被告(44)も麻薬特例法違反の罪で起訴しました。東京地検は2人の認否を明らかにしていません。

カウフマン被告は違法薬物を購入した疑惑が浮上した直後に、オリンパスのCEOを辞任しています。

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