13の県立病院を運営する新潟県病院局と、11の病院を運営するJA新潟厚生連は、共に深刻な赤字経営に陥っており、両者は連携して危機を脱すべくこれまでも意見を交わしています。

26日に開かれたの2回目の“協議の場”では、それぞれの経営改革の進捗状況を共有するとともに、上越地域で既に始まっている医療再編の議論についても「県内全域で すみやかに進めることで合意した」ということです。

【新潟県病院局 金井健一局長】
「危機的な財政状況の中で個々の病院の経営改革に主眼が置かれていたが、今後は上越以外の圏域についても再編を加速すべく、両者で具体的な協議が必要…」

新潟県上越地域では現在、病院の機能を集約する“医療再編”を目指していて、県は地元の意見を聞きながら使用する施設や運営主体のあり方などを検討し、年度内にも再編の素案をまとめたいとしています。

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