新潟県 上越市の中川幹太市長による不適切発言をめぐり裁判です。
上越市の中川幹太 市長は今年6月、企業誘致をめぐる議会の答弁で「工場で働いているのは高校卒業レベルの人で、頭のいい人だけが来るわけではない」などと発言をし議会から辞職勧告を受けました。
この発言を受け、上越市に住む80歳の男性が法律違反にあたるか裁判所の判断を仰ぐことと、中川市長に対し1000円の損害賠償を求めて新潟地裁に提訴。
男性は訴状の中で「高卒学歴の多くの市民に計り知れない深い心の傷を与えた」と訴えています。
27日に新潟地裁で第一回口頭弁論が開かれ、中川市長側は違法性の確認に関する訴えの却下と損害賠償請求の棄却を求め、全面的に争う構えを見せました。
次回の裁判は来年1月10日に開かれます。
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