栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、逮捕された指示役とみられる男が「夫婦を脅す程度かと思ったが、途中で遺体の処理だとわかった」と供述していることが新たにわかりました。
指示役の▼佐々木光容疑者（28）と、仲介役の▼平山綾拳容疑者（25）、実行役とみられる▼元俳優の若山耀人容疑者（20）、▼韓国籍の姜光紀容疑者（20）は先月16日、仲間と共謀し、宝島龍太郎さん（55）と妻・幸子さん（56）の遺体に火をつけて損壊した疑いがもたれています。
その後の捜査関係者への取材で、指示役とみられる佐々木容疑者が「4月上旬にある人物から依頼を受けた」「夫婦を脅す程度かと思ったが、途中で遺体の処理だとわかった」などと供述していることが新たにわかりました。
佐々木容疑者は「宝島さん夫婦のことは知らない」「指示役から頼まれた」とも話していて、警視庁は逮捕した4人の関係や事件での役割などを慎重に調べるとともに、佐々木容疑者の上にさらに指示役がいるとみて特定を進めています。
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