能登半島地震で被災した石川県の志賀原子力発電所で、地震による原発事故が発生したという想定で大規模な訓練が行われています。
訓練は震度7の地震で、志賀原発2号機の冷却装置が故障し、放射性物質が外に漏れ出したという想定で行われました。
午前7時から始まった訓練では、志賀原発内に対策室が設けられたほか、志賀小学校では原子力防災用のエアテントを設置する訓練が初めて行われました。
今年は、能登半島地震で被災した住民らに配慮して地元住民の参加は見送られ、自治体の職員が住民役を務めました。
北陸電力では今月6日、海域にある活断層の長さをこれまでの1.8倍となるおよそ178キロに見直しています。
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