スマートフォンを活用して高齢者と学生が交流を図るプロジェクトが、きょう山形市で行われました。

これは山形市社会福祉協議会が高齢者のスマートフォンの活用推進と若者との交流を推進しようと、東北芸術工科大学、県立保健医療大学、東北文教大学と連携して開いているものです。


東北芸術工科大学 デザイン工学部企画構想学科 田澤紘子 講師「暮らしている途中からデバイス(スマートフォン)が登場した。高齢の方たちが取り残されていいのかというと、そうではない。これからの社会、どうしたらいいのかと一緒に考えていくことがすごく大事だと思います」

山形市滝山地区の高齢者を対象に、これまで2回学生からスマートフォンの操作を学ぶ勉強会が開かれ、きょうは集大成として、食事の記録を共有できるアプリを活用して交流しました。


「玉こんにゃく」や「どんどん焼き」など、山形ゆかりの料理を一緒につくり、高齢者は積極的にスマートフォンを使いながら、学生との交流も楽しんでいました。



高齢者は「垣根を取っ払って交流することができたことは、すごく私は良かったと思います」

東北芸術工科大学 デザイン工学部企画構想学科2年 中田凛香さん「圧倒的に高齢者が増えていく中で、若者が高齢者とすれ違いなく話せることは必須スキルになってくるんじゃないかと思う。こういう関わる場が、増えていってほしいなと思います」

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