きょう、5月1日は労働者の権利を訴える「メーデー」です。県労働組合総連合=県労連などが鹿児島市で集会を開き、物価上昇を上回る賃上げを訴えました。

(県労連 福丸裕子議長)「賃金底上げ、社会保障拡充など最低生活保障の実現に向けて、世界の労働者と連帯した戦いを強めましょう」

鹿児島市で開かれた集会には、県労連など13の労働組合・団体およそ180人が参加しました。

集会では、物価上昇を上回る賃上げや労働者の格差是正とともに、増税などはせず、個人消費の拡大によって経済の回復を図るよう訴えました。

(30代 団体職員)「働いている人みんなが求められる権利なんだと広めていければと思い参加した」

(40代 看護師)「診療所と病院との賃金の差があって、声を上げ続けないと変わっていかない」

集会の後、参加者は旗やプラカードを手にデモ行進し、賃上げなどを訴えました。

連合鹿児島によりますと、今年の春闘は3月末時点で、加盟する70の組合のうち28の組合において賃上げで妥結したということです。

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