「私たち議員からハラスメントを受けたことはありませんか?」
市議会自身が提案して、10月、境港市役所の職員を対象に実施されたアンケート調査の結果が、11月22日、伊達市長に報告されました。
境港市議会では先の兵庫県知事のパワハラ報道などを受け、自らの行いを省みようと、市長や副市長、教育長を除く全職員を対象に、議員から市役所職員に対するハラスメントについての調査を提案、初めて実施されました。
今回行われたアンケート調査で回答したのは、全体の2割に当たる123人。
その中でハラスメント行為を受けたと感じたことがある職員は33人、ハラスメント行為を見たことがあると答えた職員は40人でした。
最も多かったハラスメント行為は「高圧的な態度」で、全体の41パーセントを占めました。
また、ハラスメント行為への対応は、「特に何もしなかった」と、回答した人が5割を占めました。
境港市 伊達憲太郎 市長
「アンケート結果を取られて15人の議員はすごく重く受け止められると思います。ですから普段からそれを頭から離れることなく議員としての政治活動をしていただきたいと思います」
今回のアンケート調査を受け、境港市議会の永井章議長は
「議会改革を行い、全体でこの問題を真摯にとらえ、議会全員が同じ気持ちになって、具体的な防止策を考えていきたい」と話しました。
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