青森県内2店舗目となるプレハブ業界大手の展示場が、青森市にオープンしました。
高品質な建材や設計で近年、そのニーズが高まり災害時の仮設住宅としても活用されています。
まるで住宅!近年注目の「ユニットハウス」の世界
青森市三好にオープンしたのは、東京に本社のあるナガワの展示場です。
約60棟のプレハブが並んでいます。
中澤美寿妃 記者
「外壁はタイルのようになっていて、中を覗いてみますと…。木のぬくもりを感じるようなこのお部屋実は『プレハブ』なんです」
従来のプレハブは、倉庫や簡易の事務所などを用途とし、無機質なイメージがありますが、まるで住宅のような建物は近年注目のユニットハウスです。
工場で9割を完成させることで工期を大幅に短縮できるほか、ユニットを組み合わせることでバリエーションを増やすことができます。
能登半島地震では仮設住宅としても活用
22日は開所式が執り行われ、神事のあと関係者がテープカットをしてオープンを祝いました。
様々なタイプのユニットハウスは、強度や耐震性、断熱性に優れ、ドアなどの建具のほか水道設備などもオーダーできるということです。
こうした利点から、能登半島地震では仮設住宅としても活用されました。
ナガワ 青森営業所 木村裕 所長
「個人であれば『物置』や『子ども部屋』を増やしたい方が結構多い。(災害時は)仮設住宅を提供させていただきながら対応している」
ナガワでは、災害時への対応として青森市と平内町と連携協定を結んでいて、今後、締結数を増やしていきたいとしています。
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