能登半島地震の発生から4か月。被災により建物が傾き、水道も使えなくなって休業していた新潟市西区の人気韓国料理店が移転オープンしました。

韓国料理店のコッテジです。
能登半島地震から4か月たった5月1日、新潟市西区の新潟大学前に店を移し営業を再開しました。

開店からおよそ30分…
この味を待っていたお客で店はほぼ満席になりました。

コッテジはもともと270メートルほど離れた西区大野にありました。
ただ、能登半島地震の影響で建物が被害が出て、駐車場は隆起。水道も使えなくなり営業ができなくなりました。

丁倉元(チョン・チャンウォン)店長は店を続けるか、葛藤したそうです。
「(被災後)どうしようかな。普通に他の仕事しようかなと。新潟から出ようかなと色々考えちゃったんですけど、また再開するまで頑張って下さいというメールがきたから。あれでちょっと励まされたかもしれないですね」

待ってくれるお客のためにと、同じ西区で新たなスタートを切りました。

客は
「味付けとかってお店によって全然違うんでコッテジさんのを食べたかったので…」
「地震の影響で一度閉店して、残念な気持ちになったんですけど、移転してきて大学の近くに前よりももっと便利になって1週間に3回でも訪れようかなと考えております」

地震を乗り越え、新たな一歩を踏み出したコッテジ。

丁倉元 店長
「再スタートを切った感じですね。試行錯誤もこれからあると思うんですけど、色々助けていただいた方々がいますから、その人のためにも一生懸命働かないとだめかなと思います」

新たな場所で変わらない味を提供していきます。

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