2025年の干支や縁起物が表面に浮かび上がった贈答向けの「文字絵りんご」の競りが22日朝、青森県弘前市の青果市場で行われました。最高値は宝船のセット、15万円です。
「文字絵りんご」は、弘前市下湯口の岩崎智里さんが日光を遮るシールを貼って作り、毎年出品しています。
弘果・弘前中央青果で22日朝に行われた競りには、69種類の絵柄であわせて261個のリンゴが上場され、次々と競り落とされていきました。
一番の高値をつけたのは17個の「陸奥」を積み上げた縁起物の「宝船」で、2023年と同じ15万円。
次いで松竹梅にタカと龍、トラをあしらったスタークジャンボの3点物が13万円の値をつけました。
「文字絵りんご」を上場 岩崎智里さん
「高値で競り落としてくれてありがたい。夏の猛暑と残暑のせいで着色不良の部分もあったが、それでもまずまずの量は確保できた」
競り落とされた「文字絵りんご」は、主に贈答用として県内外で店頭に並びます。
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