島根県立出雲農林高校が授業の一環として校内で製造し、文化祭に当たる農業祭で販売したキムチ1袋に釘が混入していたとして、学校は回収すると発表しました。

見付かった釘は長さ15ミリの金属製で、農業祭で購入した客1人から学校に21日、連絡がありました。袋を開けた時に気付いたため、客にけがはありませんでした。

回収対象はラベルに「11月21日賞味期限」とあるもので、760袋販売したということです。1袋300グラム入りでした。釘が混入した原因などは、分かっていません。

学校では、該当するキムチは消費せず、返金するので連絡して欲しいとしています。さらに食べて体調不良などがあれば、医療機関を受診するよう呼び掛けています。

また今後、出雲保健所の指導のもとで釘の混入原因を調べると共に、再発防止のため生産工程の見直しや機械などの点検を行い、安全衛生管理を改善するとしています。

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