旭川市出身の元横綱 北の富士勝昭さんが亡くなりました。82歳でした。北海道内でも惜しむ声が上がっています。

北の富士さんは身長185センチの大きな体格をいかした相撲で27歳で横綱に昇進。

 幕内優勝10回を誇る、北海道内出身の名横綱として相撲界をけん引しました。

引退後は、九重親方として後進の指導にあたり、いずれも北海道内出身の「千代の富士」と「北勝海」2人の横綱を育て上げました。

 また、解説者としても親しまれ、ユーモアあふれる語り口で相撲ファンの心を掴みました。

 出身地の旭川市では…。

谷本洋記者
「旭川市内の体育施設のロビーには、北の富士の横綱時代の化粧まわしが飾られています」

 横綱としての活躍を紹介するコーナーが。いまでも地元の誇りとして愛されています。

 旭川振興公社 石川光春主査
「解説が特に本当に好きでした。偉大な横綱がいられたということで、これはずっと残していきたい」

 旭川市民は…

旭川市民
「現役のころもだいぶ見たし、解説がよかった。簡単に言うと気風がいい。精いっぱい生きて頑張ってもらったから、ゆっくり休んでいただきたい」

 共同通信によりますと、葬儀告別式は近親者によって執り行われ来月、お別れの会が開かれる予定です。

 

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