11月22日は語呂合わせで『いい夫婦の日』です。

これにちなんで明治安田生命が夫婦をテーマとしたアンケート調査を行い、その結果が公表されました。
調査対象は20代~70代の男性810人、女性810人、合計1620人です。

夫婦円満の秘訣は『会話』と『共通の趣味』

現在の夫婦仲について、
円満(「円満である」「まあ円満である」の合計)と答えたのは75.8%
どちらともいえないが15.1%
円満でない(「あまり円満でない」「円満でない」の合計)は9.1%でした。

さらに「夫婦円満のために必要なこと」を聞くと、1番多かった回答は「よく会話をする」で、次いで「感謝の気持ちを伝える」「干渉しすぎない」でした。

夫婦仲が円満な家庭では休日に会話をする時間は平均4時間半ですが、円満でない家庭は59分と4倍以上の差がありました。

現在の夫婦関係で不満なことについて聞くと、
トップは「共通の趣味がない」で、次いで「家計に余裕がない」「ひとりの時間がとれない」でした。

「共通の趣味」ついて、夫婦仲が円満と回答した人の53.6%が夫婦で共通の趣味があると回答した一方、円満でないと回答した人は11.6%でした。

共通の趣味として挙げられたのはトップが「旅行」、次いで「映画鑑賞」「ウォーキング・ランニング」が続きました。

明治安田生命では忙しい日々の中でも夫婦の会話の時間をしっかり持つことが円満の秘訣ではないかとし、冷めた夫婦関係を温めなおすには共通の趣味を持つことが大切なのでは、と分析しています。

夫婦の出会いのきっかけはマッチングアプリが最多。
人気の理由は「手軽さ」、その一方で価値観のすり合わせは慎重に。

1年以内に結婚した夫婦に出会いのきっかけは、「マッチングアプリ」が29.8%で2年連続トップでした。
次に「学校の同級生・先輩・後輩」が17%、「職場の同僚・先輩・後輩」が10.6%でした。

マッチングアプリを利用した理由については「手軽に出会うことができるから」がトップで、次いで「好みの相手をえらぶことができるから」、「職場に出会いがないから」が続きました。

結婚までの交際期間は平均2年7カ月で年代による大きな変化はありませんでした。

一方で、結婚までに同棲したかを聞くと20代のみ63.3%で過半数を占め、前年代平均の34%を大きく上回りました。

若年層においてはマッチングアプリの利用で手軽な出会いが普及している一方、同棲などを通して互いの価値観やライフスタイルを慎重にすり合わせてから結婚する夫婦が増えているのでは、としています。

コロナ禍が明け、結婚式をあげた人が回復傾向に

1年以内に結婚した人では約半数の51.1%が「結婚式をあげた」と回答しました。
2022年比で19.2ポイント、2023年比で6.3ポイント上昇し、コロナ明けに伴い結婚式をあげる人も回復傾向にあるという結果になりました。

理想の有名人夫婦は、世界で活躍する有名選手の夫妻が初登場でトップに!

理想の夫婦を聞くと、今年結婚した「大谷翔平・真美子」夫妻が幅広い世代から支持を集め初登場でトップに。
「ヒロミ・松本伊代」夫妻も同率トップでV4を達成しました。

第3位は「DAIGO・北川景子」夫妻で若い年代を中心に支持を集めました。

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