サッカーJ2昇格のプレーオフ圏内にいるJ3・3年目の松本山雅。
11月24日の最終戦を前に、選手と監督に意気込みを聞きました。


11月16日琉球戦1点目の実況:
「ボックスの中シュートを狙った!これはゴールラインを割ったという判定です」

11月16日琉球戦2点目の実況:
「さぁこれはチャンスだ村越!村越のシュート!2試合連続村越!2点目松本!」

ここまでリーグ4位と、J2昇格プレーオフへの進出を決めている山雅。

4位をキープすれば、プレーオフをホーム・松本で開催できるため、24日に控えた沼津との最終戦は負けられません!

20日の練習では、90分間、攻めの姿勢を貫こうと、相手陣内でのパス回しやゴール前での崩し方を確認。

霜田正浩監督:
「勝っているということもあって選手たちの表情も明るいし、いい顔してサッカーしているという感じもします」

チームは4連勝中で、最終戦に向けて勢いは十分。

連勝の背景には、10月26日のYS横浜戦から取り入れた3バックの陣形が機能しているといいます。

霜田監督:
「システムを変えたことで守備をちゃんとやる、ハードワークをすることで点もちゃんと取れているので、今まで僕らが積み上げてきた複数得点を取って無失点で終わらせるというゲームがちゃんとできるようになってきていると思います」

背番号10 菊井悠介選手:
「今のシステム上、カウンターというところが今の自分たちの持ち味・長所になっていると思います」

最終ラインを4人から実質5人に増やし、守備に重点を置く戦術かと思いきや狙いは「相手ボールを奪ってのカウンター」。

攻守の切り替えがスムーズになり、そこから4連勝しています。

直近2試合で得点をあげ、調子を上げているフォワード・安藤選手にも注目です。

背番号14 安藤翼選手:
「みんなが体を張って戦ってくれて、前線にボールを送ってくれるので、自分は点を取るということが仕事なので、自分が点を取ってチームを勝たせられるようにやっていきたいと思います」

しかし、山雅の絶好調ぶりはリーグ全体が知るところ…、沼津もプレーオフの相手も警戒してくるはずです。

霜田正浩監督:
「相手より走る、相手より先に戻る、相手より先に出ていくとかそういうところで相手を上回ることができれば、僕らが積み上げてきたものが、ちゃんと試合で出せると思っているので、原点は戦う走るのところですから、基本のところ=ハードワークで負けないというところが絶対に必要だと思っています」

最終戦を勝利で飾り、再び松本で歓喜の時を迎えるために…。

アスルクラロ沼津との最終戦は、11月24日、午後2時キックオフです。

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