今年のノーベル平和賞に選ばれた「日本被団協」が授賞式へ向け、クラウドファンディングを始めてきょうで7日目です。午後1時現在、すでに目標額の3倍を超えるおよそ3100万円の支援が寄せられています。
このクラウドファンディングは、授賞式が開催されるノルウェー・オスロへの渡航費などを募るもので、1000万円を目標に11月15日から1か月間行われています。
開始から7日目を迎えた21日、午後1時現在で、およそ3800人から3100万円あまり、目標額の3倍を超える支援が集まっていて、サイトには「応援しています」などのメッセージが多数寄せられています。
日本被団協は授賞式にあたり、被爆者や関係者など代表団31人で現地を訪れ、関連行事のほか、現地の学校での被爆証言などを予定しています。一方で、ノーベル委員会側から支給される渡航費は代表委員3人分だけだとして、広く支援を呼びかけていました。
日本被団協は、今回の授賞式は「人類の歴史の重要な転換点」で迎えるものだとして、世界へ向けて改めて「ノーモア・ヒバクシャ」のメッセージを発信したいとしています。
なお、余剰金については「今後の活動費として使用させて頂く」としています。
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