「電話でお金詐欺」で熊本市に住む男性から現金1000万円をだまし取ろうとしたとして男2人が逮捕された事件で、指示役兼リクルーターとみられる男が熊本県警に逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、横浜市鶴見区下末吉に住む会社員の男(55)です。
男は他の男2人などと共謀して、今年(2024年)10月1日から12日にかけて、電話で熊本市に住む74歳の男性に「口座から反社会勢力の口座に資金が流れている。あなたが口座に預けている紙幣の番号を確認したい」などとうそを言って1000万円を準備させ、男性の自宅近くまで来て現金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
「受け子」とみられる千葉市中央区の40代の男と、受け子の見張り役とみられる横浜市鶴見区の50代の男は10月12日に詐欺未遂の疑いで熊本県警に逮捕されています。
警察によりますと、この2人のスマホを調べたところ、今回の男の関与が浮上しました。男はこの2人に指示を出していたほか、勧誘役である「リクルーター」の役割も担っていたとみられます。
警察は「捜査に支障がある」として男の認否を明らかにしていません。
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