11月17日に再選を果たした兵庫県の斎藤元彦知事(47)。2期目がスタートしました。
19日午前、支持者らが出迎えるなか、兵庫県庁に姿を現した斎藤元彦知事。知事としては、約1か月半ぶりの登庁です。その後、当選証書が手渡され、県政の2期目が正式にスタートしました。
パワハラ疑惑などで告発を受けた斎藤知事は、今年9月、県議会から全会一致で不信任決議を可決され、失職。今回の勝因の1つとなったのが「SNS」でしたが、こんな声も…
(百条委員会 奥谷謙一委員長)「SNSを通じてデマが広がっていくことは怖いなと。行動監視をされているような、かなり恐怖を抱きました」
斎藤知事の疑惑などを調査する百条委員会の委員に対し“誹謗中傷”が相次いでいるということで、立憲民主党系会派の竹内英明県議は「家族を守るために身を引いた」として11月18日付で議員を辞職しました。
これまでの軋轢もある中での2期目。就任会見で斎藤知事は…
(兵庫県 斎藤元彦知事)「県職員や各部局のみなさんひとりひとりとこれからも丁寧に議論を尽くしながら、いい施策を共に作り上げていこう。私自身が感謝の気持ちと、何よりも自分自身が謙虚な心をしっかり抱いて職員のみなさんと共に頑張っていきたいと思います」
一方、11月25日に予定されている百条委員会の証人尋問には、全国知事会への出席を理由に欠席する可能性があることを明らかにしました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。