高校生バンド日本一を決める全国大会「スニーカーエイジ」に臼杵高校音楽部が2年連続で出場を決めました。12月の本番に向けてメンバーは熱のこもった練習を重ねています。
臼杵高校音楽部は31人が所属。ことし11月、21校が出場した九州地区予選では7人編成で挑み、見事優勝。2年連続で全国大会出場への切符を手にしました。
(2年・藤丸幌起部長)「うれしさというよりびっくりです。本当に驚いてまさか臼杵高校が優勝できるとは思っていなかった。みんな仲が良くて、困ったことがあったらみんなで教えあえるような仲なので、とてもいい部活だと思っている」
バンドのメンバー7人中5人が楽器未経験でしたが、全国の舞台に立つ先輩の姿に憧れて努力を重ねてきました。大会では速いテンポと切ない歌詞が特徴の人気バンドクリープハイプの「栞」を披露。歌詞を強調するために曲の冒頭にオリジナルのコーラスを加えました。
(1年・菅里緒さん)「部活は楽しいです。先輩の演奏をより良くするようにがんばるのはもちろんですが、メンバーとして音楽部を盛り上げていきたい」
12月22日に大阪市で開催される全国大会までおよそ1か月。全国で軽音楽を支援している専門家からレッスンを受け、メロディーに変化をつけたり、ステージ上での動きを工夫したりしました。
(2年・藤丸幌起部長)「たくさんの人の協力や支援を受けてきたので、その方々に恩返しができるよう今までで一番いい演奏を届けたい」
前回の全国大会では入賞とはなりませんでしたが、メンバーは聴衆に楽しんでもらえるような悔いのない演奏を目指してステージに立ちます。
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