「たいした情報ではないと思ったことでも…」香川県警が未解決の3つの殺人事件について情報提供を呼びかけ

香川県警は、いまも未解決の3つの殺人事件について、情報提供を呼びかけました。

「3つの未解決事件の情報提供を求めておりまして」

坂出市のスーパーでは、香川県警の岡本本部長と捜査員らが、27年前に市内で発生した殺人事件などについて知らせるチラシを配りました。この事件は、1997年12月25日から26日にかけて、坂出市加茂町の自動車整備工場の事務所で、社長の松下菊江さんが何者かに殺害されたものです。

このほか、1997年、16才の女子高校生がJR詫間駅前のコンビニを出たまま行方不明となり、旧琴南町の山中で遺体で見つかった事件と、2005年、東かがわ市三本松で一人暮らしの71才の女性が自宅で殺害された事件が未だ解決に至っていません。警察はこれまでにのべ約13万3000人を動員し捜査にあたっていますが、近年は情報が少なく、事件の風化が懸念されています。

（香川県警　岡本慎一郎本部長）
「全体として有意な情報になることがありますので、たいした情報ではないと思ったことでも過小評価することなくわれわれの方にお伝えいただければ」

香川県警では共通のフリーダイヤルや専用のメールアドレスを設け、情報提供を呼びかけています。

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