万博開幕まであと145日。ミャクミャクが描かれた特別な500円玉が大阪で造られています。
(記者リポート)「500円硬貨に、軽やかな足取りのミャクミャクが刻まれています」
11月19日、大阪市北区にある造幣局で公開されたのは、来年4月開幕の大阪・関西万博に向けて発行される記念の500円硬貨です。これまでの万博記念硬貨は抽選販売でしたが、今回の記念硬貨は誰でも買うことができます。職員たちは、1分間で約650枚製造される記念硬貨を1枚1枚入念に検査していました。
(造幣局 広報担当・池内信介主事)「ミャクミャクいかにも元気そうに躍動しているようなデザインが私たちとしても気に入っているので、みなさんにも楽しんでいただきたいです」
開幕記念の500円硬貨は約230万枚発行され、販売は、開幕する来年4月に金融機関の窓口で始まります。
一方、19日、夢洲の万博会場を視察したのは、警察庁の露木康浩長官。万博には約2820万人の来場者が見込まれ、国の内外から要人が訪れると想定されることから、雑踏事故対策やテロ対策が課題となっています。露木長官は、会場の構造や来場者の動線などについて説明を受けました。
(警察庁 露木康浩長官)「ここは四方を海で囲まれた人工島。水上警戒でありますとかドローン対策の経験が今回も生かせるのではないか」
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