今年、宮城県内のコメの作況指数は10月25日時点で、全国で最も高い「107」となりました。天候に恵まれ、適度な降雨があったことから作柄は「良」となりました。

東北農政局 齋藤直樹総括統計専門官:
「登熟、もみの肥大や充実が、出穂期以降おおむね天候に恵まれ、平年並みと見込まれる。主食用の予想収穫量は34万500トン、前年産に比べ1万6700トン増加と見込まれます」

東北農政局のまとめによりますと、10月25日時点でのコメの出来具合を示す作況指数は県全体で「107」と平年よりも高くなり、全国の都道府県で最も高い値となりました。

5月下旬以降、穂が出てイネが成長する時期の天候に恵まれ秋にかけても台風や大雨などの被害が少なかったことが要因です。

また、県内の主食用米の作付面積は去年よりも1200ヘクタール多い5万8400ヘクタールとなり、予想収穫量は去年より1万6700トン多い34万500トンを見込んでいます。

夏場に適度な雨も降ったことから、作柄は一番高い「良」となりました。

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