上京してホテルに滞在しながら特殊詐欺の“受け子”などをしていたとして、大阪の17歳の男子高校生が警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、大阪府八尾市の当時高校1年生の少年（17）で、今年1月、銀行員になりすまし都内に住む80代の女性からキャッシュカードをだまし取った疑いなどが持たれています。

警視庁によりますと、少年は台東区の郵便局で別の被害者からだまし取ったカードを使おうとしたところ職員が気付き、通報を受けた警察官に現行犯逮捕されました。

少年は秘匿性の高いメッセージアプリなどを通じ指示を受け、都内のホテルにおよそ2週間滞在し、5つの特殊詐欺事件に関与したとみられていますが、その間の滞在費およそ18万円が支給されていたということです。

少年は「詐欺をするために東京に来た」と容疑を認めているということです。

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