不登校の数が過去最多となりました。
15日、米子市議会の委員会で昨年度の市内の小中学校での不登校の児童数が過去最多になったと報告されました。
新型コロナの影響とみられます。

米子市議会の民生教育委員会で、米子市教育委員会が昨年度の市内の小中学校の状況について報告しました。

教育委員会担当者
「409名と過去最大の人数となりました」

それによりますと、小学校で発生した暴力行為は81件で前の年度に比べ68件減少した一方、いじめは9件増加し101件、不登校は54件増加し171件でいじめ・不登校ともに過去最多となりました。

また、中学校でも不登校は57件増加し238件と過去最多となりました。

小中学校ともに、不登校の数が過去最多となった理由として、長期化したコロナ禍による生活環境の変化や、学校生活において制限を強いられ交友関係を築くことが難しかったことなどがあげられました。

米子市教育委員会は不登校への対策として、心理的要因などにより学校に通いづらさを感じる児童・生徒を対象にした教育支援センターなどの拡充を図りたいとしています。

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