新潟県佐渡市の大佐渡山脈中腹に位置する「堂林放牧場」にも、いよいよ“秋の終わり”がやってきたようです。
夏のあいだ標高の高い涼しい放牧場で過ごしていた牛たちを、冬の前に農家たちの元に戻す『下牧』が15日からはじまりました。
これは、『夏山冬里(なつやまふゆさと)方式』と呼ばれるもので、適度な運動で牛たちも妊娠しやすくなり、ストレスのない元気な牛に育つそうです。
15日には、佐渡市の「堂林放牧場」から22頭の牛たちが下牧しますが、みな「モーモー」と鳴いていて帰りたくない様子。
「大丈夫、大丈夫」と声を掛けられながら20分かけて、3台のトラックに分乗していました。
堂林放牧場 山下百合管理人
「元気に赤ちゃんを産んで、また来年も会えればいいかなと思っています」
15日に下牧した牛は、早ければ12月中に“出産”を迎えるということです。
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