椿の島として知られる五島市の三井楽小中学校で、椿油や椿茶などを使った給食が初めて提供されました。
椿茶に、かつて、五島では食用としてもよく使われていた椿油などを使います。
五島市三井楽学校給食センター栄養教諭下川洋子さん「今は高級品ですので、なかなか給食では使うことができなくなっておりますが、こんな機会に子どもたちに知ってほしいと思って、全ての献立に椿油を使わせて頂きました」
椿油などを使った給食は、子どもたちに地域の宝・椿を知り、継承してもらいたいと五島列島ヤブツバキ振興協議会が企画し13日、三井楽小中学校で提供されました。
きびなに椿茶の衣をつけて椿油で揚げたものや、豚肉を椿油で炒めた汁物など3品を子どもたちが味わいました。協議会では今後も子どもたちに関心を持ってもらえる体験イベントなどを行いたいとしています。
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