13日、広島市でダンプカーと乗用車が衝突し、ループ橋から転落した事故で、警察は、ダンプカーが制限速度を超えるスピードでカーブに進入し、曲がりきれず乗用車にぶつかった可能性があるとみて調べています。

13日午前8時半ごろ、広島市安佐南区の県道でダンプカーと乗用車が衝突し、2台ともループ橋から転落しました。この事故で、乗用車を運転していた男性(80)と、助手席にいた妻の女性(76)が頭を強く打つなどして死亡し、後部座席にいた40代の娘も、病院に運ばれましたが、現在も意識不明の重体です。

近所の人によりますと、夫婦は娘と3人で暮らしていて、出かけるときも3人で車に乗っていたということです。

佐藤勇希記者
「事故現場に向かう道です。かなり急な勾配がずっと続いていて、あちら(道路脇)にはカーブ注意と書かれた標識があります」

ダンプカーは現場の坂道を北から南の方向に下っていました。警察は、ダンプカーが制限速度を超えた状態でカーブに進入し、曲がりきれずに乗用車と衝突した可能性があるとみて調べています。

ダンプカーを運転していた男性は重傷を負って入院しています。警察は、過失運転致死傷の疑いもあるとみて、男性の回復を待って事情を聴く方針です。

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