岡山県津山市の養護老人ホームで男性職員が入所者からの預り金を着服していた問題で、被害の総額が2155万円だったことが分かりました。
今年(11月)9月、津山市立ときわ園で入所者からの預り金を管理していた40代の男性職員が6年余りにわたって預り金を着服していたことが判明し、津山市の調査委員会が被害の全容を調べていました。
調査報告によりますと、現在入所している70人のうち58人が被害に遭い、被害総額は2155万円にのぼるということです。施設を運営する社会福祉法人・江原恵明会は男性職員を9月に懲戒解雇しています。また男性職員が着服額のほとんどを返済しているため、刑事告訴はしない方針だということです。
江原恵明会の江原秀国理事長は「関係者の方々にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
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