石川県内外の企業や大学、自治体などが連携を図り、北陸の産業の活性化を目指すマッチングイベントが、12日から金沢市で開かれています。

産学官が一体となった「Matching HUB Hokuriku」は、新たな産業を創出し人材を育成していくため、JAIST=北陸先端科学技術大学院大学が毎年、開いています。

今回は震災からの復興に向けた地方創生などについて、自治体や大学関係者、ベンチャー企業の若手起業家らをパネリストに招き、熱のこもった議論が交わされました。

地震で被災した能登町の鍛冶屋「ふくべ鍛冶」の干場健太朗社長は、刃物の修復作業をデジタル技術を活用して効率化を図るDX化により、従業員の負担を大きく減らした経験談を交え、能登の伝統産業の変わらぬ価値を強調しました。

このイベントは、13日も開かれ、200社以上の企業がブースを出展し、新たな産業を生み出すためのマッチング交流も行われます。

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