12日、島根県発注の道路災害の復旧工事現場で作業員の男性が転落する労災事故がありました。男性は胸などを強く打ち、意識不明の重体になっています。

事故があったのは、浜田市宇津井町の県道の災害復旧工事現場です。11日午後2時過ぎ、道路脇の崩れた法面に上がり作業しようとしていた浜田市熱田町の会社員の男性(70)が、何らかの原因でおよそ20メートル下の道路まで転落しました。

この事故で、男性は胸などを強く打ち、浜田市内の病院に運ばれましたが意識不明の重体です。

現場は去年7月の大雨で法面の一部が崩れたため、県が今年9月に崩れた部分をコンクリートで固める作業を発注していました。男性はその元請け会社の社員で、同僚と県の職員と3人で法面上に崩れ残っている部分を取り除くため地質調査を始めようとしていたところ、転落したということです。

警察が詳しい事故の原因などを調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。