滋賀県東近江市で登山中に遭難していた男性が心肺停止の状態で発見されました。

 警察によりますと、滋賀県内に住む70代の男性は、4月28日午前8時ごろに妻に「昼には下山する」などと伝え、近くの登山口から「日本コバ」と呼ばれる山に1人で登り始めました。約3時間後に妻に電話で「道に迷ったかもしれない」と話したのを最後に連絡が途絶えていました。

 警察と消防が捜索していたところ、4月30日正午ごろ、日本コバの隣にある「黒尾山」で、登山道の約100m下にある沢の岩にうつぶせで倒れているところを発見したということです。男性は心肺停止の状態だということです。

 登山道の脇は険しい斜面が下の沢まで続いていて、警察は男性が誤って転落した可能性もあるとみて調べています。

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