音楽イベントの主催者から現金300万円を脅し取ろうとした罪などに問われている倉敷市議会議員の男の裁判です。検察は懲役3年6か月を求刑しました。
恐喝未遂の罪などに問われているのは、現職の倉敷市議会議員の塩津学被告(53)です。起訴状などによりますと、塩津被告は2019年7月、倉敷市で開催される音楽イベントの主催者の男性から、暴力団対策などの報酬として現金300万円を脅し取ろうとした罪などに問われています。
きょう(12日)の裁判で検察側は、「市議会議員という立場を悪用し、被害者を脅迫したことは極めて悪質である」などとして、懲役3年6か月を求刑。一方弁護側は、「イベント開催に反対する地元住民への説明などを行った報酬として300万円を請求する権利がある」などと主張しました。判決は来年1月21日に言い渡される予定です。
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