10月、仙台市内を流れる広瀬川で、川の水が赤く濁っているという目撃情報が相次ぎました。仙台市が調査を進めた結果、自然由来の鉄さびが原因と見られることがわかりました。

仙台市太白区を流れる広瀬川では10月30日、川の水が赤く濁っているのが確認され仙台市が水質調査を進めていました。

県と仙台市によりますと10月31日、太白区向山二丁目の雨水を川に排出する「吐口」と呼ばれる場所でヘドロ状の堆積物が見つかりました。堆積物は、自然由来の鉄さびと見られています。仙台市は鉄さびが赤い濁りの原因とみていて最終的な分析結果は、11月18日頃に判明する見通しです。

堆積物が見つかった場所は、亜炭鉱の廃坑と思われる空洞ともつながっていたということです。

赤い濁りは翌日以降、徐々に無くなり魚の死がいなども見つかっていないことから県は、人への健康被害はないと判断したと説明しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。