大規模買収事件をめぐる議員の失職に伴う広島市議会安芸区選挙区の補欠選挙は、12月22日に投開票が行われることが決まりました。
これは三宅正明氏の失職に伴い、定数の6分の1を超える欠員が生じたことを受けて、広島市選挙管理委員会の臨時会で決まったものです。補欠選挙は、告示が12月13日、投開票が22日というスケジュールで実施されます。
市選管によりますと、公職選挙法では市議会議長から欠員通知を受け取った翌日から50日以内に補欠選挙を行うことが決められていて、立候補者の準備期間などを設けるため期間中の最も遅い日曜日になったということです。
立候補予定者説明会は11月28日に開かれる予定です。
三宅正明氏は5年前の参議院選挙をめぐり、河井克行元法務大臣から現金を受け取った罪に問われ、1・2審で有罪判決、最高裁が10月、市議側の上告を退ける決定をしていました。
三宅氏は最高裁に対して異議申し立てを行っていましたが、8日に棄却され失職しています。
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