開業から20年以上が経ち、施設の老朽化が課題となっている「青い森鉄道」の維持に向けて、国から更なる支援措置を受けるための計画の作成が青森県の協議会で承認されました。
自治体や交通機関を含む事業所などで作る協議会は、「青い森鉄道」の支援に向け話し合いました。
「青い森鉄道」は、2002年12月に一部開業、2010年12月に全線開業してから車両や線路などの老朽化が課題となっています。
協議会では、国から認定を受ければ老朽化対策に使う補助金の補助率が現在の3分の1から、2分の1にかさ上げされる事業について説明があり、その申請に向けた実施計画の作成が承認されました。
県鉄道対策課 菊池礼仁 課長
「JRの在来線を含め、ローカル鉄道の維持は非常に厳しい状況が続いています。一方で県民の暮らしを守る、広域移動を確保をするために、やはり機能を維持していくのは非常に大事なものだと県として考えております」
県は「青い森鉄道」の事業再構築に向け、来年度から10年間の実施計画を作成して国に申請し、認められれば、2025年4月から補助金をもとに老朽化対策などに着手することにしています。
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