オーストラリアで離陸する航空機のエンジンが故障し、空港に引き返して緊急着陸しました。空港では一時、芝生が燃える火事もありました。
オーストラリアのカンタス航空は8日、シドニーから北東部のブリスベンへ向かう航空機のエンジンが故障した疑いがあったため、しばらく旋回をした後、シドニー空港に緊急着陸したと発表しました。
乗っていた現地メディア記者
「大きな音と揺れがあり、明らかに不穏な状況でした」
カンタス航空が検査したところ、エンジン部分に不具合が生じただけで、爆発はなかったということです。
空港では航空機の離陸と同時に滑走路に隣接する芝生が燃える火事があり、一時、煙が立ち込めました。
エンジンの故障が火事を引き起こしたとみられています。
乗客らにけが人はおらず、現地当局が調査を続けています。
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