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アメリカ大統領選挙の投票から一夜明け、ハリス氏が敗北宣言を行いました。

この記事の写真 民主党 ハリス氏                                 「皆さんは今、さまざまな感情と思いが交錯していることでしょう。お気持ちはわかりますが、選挙結果を受け入れなくてはなりません。本日、私はトランプ次期大統領と話し、祝意を伝えました。また、私たちがトランプ氏とそのチームを支援し、平和的な政権移行を約束すると伝えました」 トランプ陣営                                    「円滑な政権移行のためにホワイトハウスへの招待状をいただいた。トランプ大統領は会談を楽しみにしていて、とても感謝している」

そのトランプ氏は、姿を見せていません。ただ、選挙キャンペーンチームは、投票終了から12時間後には、政権移行モードに突入したとされています。

CNNによりますと、トランプ氏は、数日以内に主要ポストの人事を発表する可能性があるといいます。

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■“前回の反省”踏まえ人事か

具体的な名前も挙がり始めていますが、注目は、選挙中、少なくとも180億円を献金し、応援にも奔走し、開票日も一緒に過ごしたイーロン・マスク氏。

ビジネス規制の緩和や、政府のコスト削減に関わるポジションといわれています。一方で、前回の政権を支えた家族内からの登用に関しては、まだわかりません。

外報部・中丸徹デスク                               「ワシントンには“トランプサバイバー”という言葉があるくらい、1期目の政権では、数々の閣僚がトランプ氏の逆鱗に触れ、解雇された。そんななか、2期目のトランプ政権では、どれくらいの人が、行政機関の中で、しっかり仕事をできる人材で、トランプ氏とうまくやっていける意欲を持った人がいるかが懸念。逆に言えば、これから出てくる閣僚の人選を見れば、トランプ氏自身が、1期目をどのように総括していて、2期目で何をチャレンジするのかが見えてくる」

対日政策についても、気になるところですが、国務長官や駐日大使に関する情報はまだありません。

そんななか、7日朝、石破総理がトランプ氏と5分間の電話会談を行いました。

石破総理                                     「ひと言で言えば、非常にフレンドリーな感じがしました。これから先、言葉を飾ったり、繕ったりするのではなく、本音で話ができる、そういうような方だという印象」

来週、石破総理は、国際会議で南米に行くため、そのあとに直接会えないか調整を続けているそうです。

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