レバノン東部でイスラエル軍による大規模な空爆があり、40人が死亡、53人がけがをしました。

 ロイター通信によりますと、6日夜から7日未明にかけてレバノン東部・ベカー高原の都市バールベック近郊でイスラエル軍による大規模な空爆があり、40人が死亡し、53人がけがをしました。

 イスラエルメディアは軍の情報として、レバノンへの一連の空爆でイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の工作員60人が死亡したと報じています。

 一方、ヒズボラはテルアビブ近郊のイスラエル軍基地にミサイルによる一斉攻撃を実施したと発表しています。

 先月31日にはアメリカの特使がエルサレムを訪れ、イスラエルとヒズボラの停戦交渉が行われましたが、合意には至りませんでした。

 今月6日のアメリカ大統領選挙で当選が確実となったトランプ氏は演説で「戦争を止める」と発言をしていて、今後、中東情勢にどのような影響を与えるか注目が集まります。

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