米大統領選は5日投開票され、共和党のトランプ前大統領が南部ノースカロライナ州に続いて、ジョージア州でも勝利を確実にした。CNNが報じた。他の激戦州では依然として接戦が続いているが、南部の2州を制したことで、トランプ氏は勝利に向けたハードルを一つ越えた。
ジョージア、ノースカロライナ両州は、保守的なキリスト教福音派が多い一方で、民主党の支持基盤である黒人の人口も多く、激しい選挙戦になっていた。
トランプ氏にとって激戦7州の中でも「落とせない州」との位置づけで、特に前回僅差で制したノースカロライナ州では、民主党のハリス副大統領の追い上げを受け、危機感を背景にトランプ氏が何度も現地入りしていた。【ワシントン秋山信一】
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