ミャンマーで実権を握る国軍のトップが国際会議に出席するため中国へと出発しました。軍事クーデター以降初めての訪中で、中国との関係強化を示します。
ミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官は5日朝、首都ネピドーにある空軍基地から中国へと出発しました。
国軍の発表によりますと、6日から中国で開かれるメコン川流域諸国が集まる会議などに出席するということです。
滞在中には中国の政府高官との会談も予定されていて、経済分野の協力強化などについて協議する見通しです。
ミンアウンフライン氏の中国訪問は2021年のクーデター以降初めてで、国際社会からの批判が強まるなか、中国との密接な関係を示すことで軍事政権の正当性をアピールする狙いがあるとみられます。
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