ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアに派兵されている北朝鮮軍の部隊について、「長距離攻撃の手段があれば先制攻撃ができるだろう」と主張しました。

 ゼレンスキー大統領は1日、SNSで何千人もの北朝鮮兵士がウクライナ国境付近で戦う準備をしていると指摘し、「北朝鮮兵士がロシアのどこに集結しているかは分かっている」と述べました。

 そのうえで、「もし長距離攻撃の手段があれば先制攻撃も可能だが、アメリカ、イギリス、ドイツは北朝鮮がウクライナ人を標的にするための準備をするのをただ見ているだけだ」と訴えました。

 また、ゼレンスキー大統領は、北朝鮮のロシア派兵に干渉しないなどとする中国に対して、「本当に戦争終結を主張するならば、行動しなければいけない」と、牽制(けんせい)しました。

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