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手でちぎって、口入れた瞬間… 大谷翔平選手、ドジャース、野球だけ?
ロサンゼルスの魅力はそれだけではない。
大統領選や日本でも話題の移民問題、共に生きるとは何なのか?ロサンゼルスで探してみよう!

■中米・エルサルバドル料理「ププサス」

ロサンゼルスのエルサルバドル系住民は、なんと28万人。
GDP(国内総生産)の2割がアメリカからの送金で、本国が14の地域に分かれるエルサルバドルの人は、「ロサンゼルスは15番目の地域だ」と話します。

1979年創業 Los Molcajetes

ダウンタウンの近くは、特にエルサルバドルの人が集まる地域。
半世紀近く街の人に愛されるレストラン「Los Molcajetes」に入ると、お好み焼きのような形をした謎の生地を、まるめて、叩いて、焼き上げていました。
チーズが焼けてカリカリになった部分が本当に美味しい。

チチャロンという豚肉を混ぜ、ペーストにした豆も加える 生地がプクプクしてくると、頃合い

■牛のホルモンを入れた牛足スープ

店をまとめるのは、明るい移民二世のロレーナさん。

とにかく元気

ロレーナさんの元気の秘訣はレモンとチリを加え、キャベツ、キャッサバを煮込み、そこに牛のホルモンを入れた「牛足スープ」

LAでホルモンが食べられるとは…

■「あの故郷の味を、いつでも食べられるんだ」いつも心にププサスを

1969年の戦争をきっかけに、政情不安に陥ったエルサルバドル。
長引く内戦で多くの難民がアメリカを目指しましたが、「ププサス」が人々を支え、故郷を想うその心は、LAで生まれた移民二世にもしっかり受け継がれていました。

人は食べる、食べて生きる。
そう、移民の数だけメシがあり、移民の数だけ物語がある。
それがLA移民メシ。
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・【続きはこちらの動画で】チーズたっぷりでクリーミー エルサルバドルの"ププサス"は故郷に帰れる味・【オヤジの手づかみに…口を開けて待つ】「分け合う心」肉てんこ盛りエチオピア料理&内戦を生き抜いた”昭和人生論”「怠け者は絶対に成功しない!」【LA移民メシ#1】

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