米南部ノースカロライナ州のガソリンスタンドで20ドル(約3070円)札を拾った男性がスクラッチ宝くじを購入したところ、約100万ドル(約1億5300万円)が当たった。米メディアで「幸運の20ドル札」などと報じられ、話題を呼んでいる。
宝くじの運営団体によると、男性は大工の親方で、10月22日にガソリンスタンドの駐車場に落ちていた20ドル札を拾った。それを使って敷地内のコンビニエンスストアで25ドルのスクラッチ宝くじを買ったところ、当選した。まずは60万ドルを一括で受け取り、今後、残金も入ってくるという。
米NBCニュースによると、男性は9月下旬に南部を襲った大型ハリケーン「へリーン」の被災地の一つ、エイブリー郡に住んでいる。
男性は運営団体に対し、賞金は子どもの養育費と50年以上続けた大工を引退した後の生活費に充てると説明。地元の食べ放題レストランにも足を運び、「そこにあるものを全て食べるつもりだ」と語った。【ニューヨーク中村聡也】
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