北朝鮮がロシアに売却した兵器は総額55億ドルに上るとみられることがドイツの財団の試算で分かりました。これは北朝鮮のGDP(国内総生産)の4分の1に相当します。

 ドイツのフリードリヒ・ナウマン財団の試算によりますと、北朝鮮はロシアへの兵器の売却によって55億ドルを稼いだとみられるということです。

 北朝鮮の2023年のGDP、237億ドルの4分の1に相当する額だとしています。

 財団はロシアがウクライナとの戦闘に北朝鮮軍を関与させた場合、北朝鮮がロシアから得られる収入は「数億ドル」まで増加する可能性があると指摘しています。

 北朝鮮の派兵を巡って欧米が強い警戒を示すなか、ロシアと北朝鮮は接近を続けていて、崔善姫(チェ・ソンヒ)外相はロシアを公式訪問していて、関係者によりますと、ラブロフ外相やベロウソフ国防相らと会談するとみられています。

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